00年代前半のJ-POPを年間シングルヒットチャートを見ながら振り返る
少し前に書いたブログがとても好評でした。
僕にとって90年代後半は1番輝いていた小学生時代です。
あぁ~光ってたなぁ、あの頃は……足が速い、スポーツができる、それだけでモテていたあの時代……(遠い目)
今回は前回のブログから時計の針を少しだけ進めて、2000年代前半の楽曲を振り返っていこうと思います。2000年~2004年、僕にとっては中学高校時代を過ごした時代です。
思春期真っ只中!絶賛反抗期中!不安定な時期に聴いていた楽曲を年間シングルヒットチャートを見ながら振り返ります。
「懐かしい!」と思っていただければ幸いです。
参考:歴代年間シングルヒットチャート(1968年〜現在)【PRiVATE LiFE】年間ランキング
2000年
1位 TSUNAMI ⇒ サザンオールスターズ
2位 桜坂 ⇒ 福山雅治
3位 Wait&See~リスク~ ⇒ 宇多田ヒカル
4位 Love,Day After Tomorrow ⇒ 倉木麻衣
5位 SEASONS ⇒ 浜崎あゆみ
6位 らいおんハート ⇒ SMAP
7位 恋のダンスサイト ⇒ モーニング娘。
8位 今夜月の見える丘に ⇒ B'z
10位 NEO UNIVERSE/finale ⇒ L'Arc~en~Ciel
ミレニアム!ミレニアム!と騒いで、特別な雰囲気があった2000年。
僕にとっては、小学校を卒業し中学校生活が始まった節目の一年でもあります。
上位2曲がウンナンのホントコ!内のコーナー『未来日記』の主題歌でしたね。テレビ番組とのタイアップで楽曲がヒットするという…TVの影響力がまだ強かった時代です。
Love,Day After Tomorrow 倉木麻衣
宇多田ヒカルが絶頂期だったこともあり、キャラ被りだのパクリだの言われていました。当時は無意識的に2人を比較するところがあったんですけど、僕は倉木麻衣派でしたね。
この曲はアニメ『名探偵コナン』のエンディングでした。当時コナンの影響はすごくて、主題歌になろうものなら例外なくバカ売れしていたイメージです。
っていうか、この時代の倉木麻衣の楽曲は今聞くとかなり癒されます。あえて今、初期の倉木麻衣を聞いてくれ!と声を大にして言いたいです。
気付かないうちに、ルックスは綺麗なお姉さんになってました。昔はテレビにもなかなか出なかったんですけどね。
ちょこっとLOVE プッチモニ
これはもう「人気があった」というより「流行った」と表現した方がいいですね。みんな歌ってました。
ちなみに、保田圭さんはモー娘。の中で歌が上手いほうだったらしいです。むしろそれで選ばれたようなものだと、ご本人が話していました。
2001年
1位 Can You Keep A Secret? ⇒ 宇多田ヒカル
2位 M ⇒ 浜崎あゆみ
3位 PIECES OF A DREAM ⇒ CHEMISTRY
5位 恋愛レボリューション21 ⇒ モーニング娘。
7位 evolution ⇒ 浜崎あゆみ
8位 ボクの背中には羽根がある ⇒ KinKi Kids
9位 Lifetime Respect ⇒ 三木道三
10位 アゲハ蝶 ⇒ ポルノグラフィティ
ちょっとビックリしたんですけど、この年から急激にCDの売り上げが落ちています。前年まで上位は100万枚が当たり前、200万枚でようやくベスト3という感じなのですが、この年にミリオンヒットしたのは4曲だけ(前年は14曲)
Lifetime Respect 三木道三
曲名を見て、「でたっ!」と思ってしまうインパクトの強さがありました。
これも、「流行った」という印象ですね。みんな歌ってました。とくに不良が。
この頃からレゲエやらヒップホップやらがヒットチャートを賑わすようになって、特別関心のなかった僕は、「似たような曲ばかりだな」と思っていました。
そういえば、あんさーそんぐ?が出ていましたね。
2002年
1位 『H』 independent/July 1st/HANABI ⇒ 浜崎あゆみ
3位 ワダツミの木 ⇒ 元ちとせ
4位 Life goes on ⇒ Dragon Ash
5位 Way of Difference ⇒ GLAY
6位 SAKURAドロップス ⇒ 宇多田ヒカル
8位 愛のうた ⇒ ストロベリー・フラワー
9位 Voyage ⇒ 浜崎あゆみ
10位 光 ⇒ 宇多田ヒカル
サッカーの日韓W杯があった年です。
ランキングを見ても、浜崎あゆみと宇多田ヒカルの存在感がハンパないですね。浜崎・宇多田2強時代と言って良いでしょう。
愛のうた ⇒ ストロベリー・フラワー
曲名を見てもピンとこない人が多いかもしれませんが、曲を聴けば多くの人が思い出すでしょう。
ひっこぬかれて~たたかって~たべられて~♪
当時は、やたらと癒しソングが流行っていました。
2003年
2位 虹/ひまわり/それがすべてさ ⇒ 福山雅治
3位 COLORS ⇒ 宇多田ヒカル
4位 さくら(独唱) ⇒ 森山直太朗
5位 月のしずく ⇒ RUI
6位 明日への扉 ⇒ I WiSH
7位 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~ ⇒ サザンオールスターズ
8位 『&』 ourselves /Greatful days/HANABI~episode II~ ⇒ 浜崎あゆみ
9位 HERO ⇒ Mr.Children
10位 大切なもの ⇒ ロードオブメジャー
ナンバーワンにならなくていい、もともと特別なオンリーワン。
そういう信念を日本中に充満させた『世界に一つだけの花』
この頃から、SMAPが紅白歌合戦のトリをつとめるようになります。それまでは演歌界の大物でしたね。
この年、100万枚以上売り上げたのはこの曲だけです。本格的に『CDが売れない時代』へ突入していきます。
虹/ひまわり/それがすべてさ 福山雅治
映画ではなくドラマのウォーターボーイズの主題歌になってました。
ちなみに、映画のウォーターボーイズの平山あやはこの世のモノとは思えない可愛さです。見ていない人は見てください。
とにかくたくさんの人が見ていました!まだドラマが熱かった時代です。
2004年
2位 Sign ⇒ Mr.Children
3位 Jupiter ⇒ 平原綾香
4位 花 ⇒ ORANGE RANGE
5位 掌/くるみ ⇒ Mr.Children
6位 かたちあるもの ⇒ 柴咲コウ
7位 ロコローション ⇒ ORANGE RANGE
8位 君こそスターだ/夢に消えたジュリア ⇒ サザンオールスターズ
9位 桜 ⇒ 河口恭吾
10位 Mickey ⇒ Gorie with Jasmine&Joann
この年、ついにミリオンヒットが絶滅します。
『世界の中心で愛を叫ぶ』がヒットして、純愛ブーム??が始まったのもこの時期でしたね。
Mickey Gorie with Jasmine&Joann
やばい、10位の曲全然知らない…洋楽?洋楽なの?
と思ったらゴリエじゃねぇかよ!ぺこり~~~~~~!!!
特別思い入れがあるわけではないんですけど、このランキングの中で特別異彩を放っていたためピックアップ。
まとめ
ここまで書いてきて思ったのは、なんかパッとしないな…ということです。
90年代の曲を振り返っていた時は、もっと気持が盛り上がると言うか「コレ好きだったなー!!」というのが多かったのですが、00年代の楽曲にはそれがないんですよね。音楽業界が勢いを失い始めた時代であるように感じます。
あなたの思い出の曲はどれですか? 良かったら教えてください。