大惨事!!ココナッツオイルを顔のスキンケアに使ったら肌が大変なことになった…
「ココナッツオイルがスキンケアに良い」と聞いたので、ボディークリームが切れたタイミングで購入をしてみました。
パッチテスト(アレルギー反応などの確認)を兼ねて、2日間ほど身体に使ってみたところ特に問題はなし。むしろ「かなり良い感じ」だったので、顔にも塗ってみることにしました。
しかし……
肌荒れしました。
ニキビやヒリヒリが発生!
最も荒れたのが、鼻の下です。
『敏感肌用』『低刺激』を謳っている保湿ジェルですらヒリヒリしてしまう箇所なので、「予想外」と言うほどではないのですが、ココナッツオイルを塗った直後からヒリヒリ痛み出し、翌朝には赤いブツブツが大量発生。数日間、痛みは続きました。
ほうれい線、鼻筋、眉間にも赤いブツブツが発生。肌の中でも乾燥を感じやすい部分でありニキビも出来やすいので、敏感で刺激に弱いのかもしれません。
これまで丁寧にスキンケアしてきて、ようやくまともな肌になってきたのですが、全てが台無しになってしまった気分です(泣)
かなり汚い写真なので直接の掲載は控えましたが、荒れた肌に興味のある方はコチラからどうぞ。ニキビ、炎症、粉吹きでかなり酷いことになっています。写真で見るとより酷い・・・
顔以外にはココナッツオイルが最高だった!
顔以外では、短い期間ですがココナッツオイルの効果を感じることができました。
伸びがいいので塗り広げやすく、ベタつくのは塗った直後だけです。
使用感は文句なし
肌はモチモチになり、硬くなりがちな肘の肌もかなり柔らかくなりました。
特に驚いたのは、虫刺されの痕がわずか2日で消えたことです。
抗菌作用や抗炎症作用のあるラウリル酸の効果かもしれません。
ニキビが出来ることもなく、顔とは違い快適に使用することができています。
ココナッツオイルが悪いわけではない
ココナッツオイル自体は、かなり低刺激なようで、「肌荒れが治った!」という声も多くあります。「アトピー性皮膚炎が改善した!」という報告もある程です。ココナッツオイルのスキンケア効果を実証する研究結果もあります。
しかし、僕の顔には合わなかった……
僕の顔は超絶敏感肌なのかもしれません。
ココナッツオイルに含まれる成分が刺激になったということなんですかね……
人によって合う合わないは確実にあるので、今後は顔のスキンケアにココナッツオイルは使用しないことにします。
タイトルだけを見るとココナッツオイルのネガキャンになってしまっていますが、決してそういうわけではありません。今後も、ココナッツオイルはボディケアとして使っていこうと思っています。顔はおとなしくワセリンを使っていきます。
※2021年10月1日追記
色々なスキンケア商品を試してきましたが、僕の肌はエモリエント剤(皮膚に膜をはって水分を蒸散させない油溶性の成分)を必要としていないようです。安全性の高いワセリンでも確実にニキビや痒みなどのトラブルが起きてしまいます。乳液やクリームでも同じです。逆にオイルフリーなケアを継続したところ、肌荒れの頻度が確実に減ってきました。ココナッツオイルが良い悪いではなく、自身の肌質に極端に合わなかったのだと現在は認識しています。
ココナッツオイルでの保湿は安易にするものではない!
今回のお話は、僕の個人的な『体験談』でしかありません。
ココナッツオイルの良い悪いを判断する材料にはならないと思います。
しかし、評判が良いからと言ってココナッツオイルを安易に使用することを僕はおすすめできません。
最近、メンタリストDaiGoさんがYouTubeでココナッツオイルを紹介した影響で、使用を試みる方が多いです。しかも、DaiGoさんが紹介したのは食用です。肌の保湿という目的で食用を利用することは、安全面から見てもおすすめできません。
オイルで保湿をするのであれば、ココナッツオイルよりも使いやすく安全が保障されている商品があります。ワセリンはもちろん、スクワランなども使用感もコスパも良いことで有名です。こういった商品から試すことも悪くないと思います。
そして何より、パッチテストは確実に行うべきです。胴体で大丈夫だったからと言って、顔の肌でも大丈夫とは限りません。顎の裏(顎と首の中間あたり)でテストを行い、問題がなければ使用するということを徹底したいですね。