ワセリンのみでスキンケアを続けた結果、意外な効果が…
1ヶ月ほど、実験的にワセリンのみでスキンケア(顔全体)を行ってみました。
使い方のコツや予想外の効果を知ることができたので紹介したいと思います。
ワセリンのみでスキンケア
使用したのは白色ワセリンです。ドラッグストア等で400円くらいで売っています。
より純度の高い『サンホワイト』をおすすめする人も多いですが、手軽に入手出来て値段も安いこちらのワセリンを使用しました。
これを、朝晩の洗顔の後に顔全体へ塗っていきます。
塗り方は、手のひらにワセリンを伸ばしてハンドプレスしながら塗布する方法です。できるだけ肌に摩擦を与えない為ですね。
ワセリンの効果
保湿力は高い
僕は洗顔後のつっぱり感が気になっていました。
ワセリンで保湿を始めてから、洗顔後に起こるツッパリ感が減った気がします。
以前、ニベアのクリームで保湿をしていたときよりも肌が保湿されている感覚がありました。ニベアにもワセリンが含まれていますが、「さすが、本家は違うな」という印象です。
大人ニキビは乾燥が原因なことが多いですし、ワセリンなどの油分はニキビ肌に敬遠されがちですが、一概に悪いとも言えなそうですね。
炎症が消えた!
頬のニキビ跡が消えなかったのですが、ワセリンのみで保湿するようになってから明らかに薄くなり1ヶ月が経つ頃には消えました。これは正直、予想外でした。
6〜8カ月ぐらい全身に保湿剤を塗ることで皮膚炎が格段に改善する
ワセリンを塗ることで皮膚炎が改善する研究結果もあるにはあるみたいですが、ニキビの炎症が消えたことがワセリンの保湿効果によるものなのかは謎です。
これまで使っていた保湿剤だと炎症部分には刺激になっていたのかも?
抗炎症成分の入っている美容ジェルでも消えなかったので、ああいったものが本当に効果があるのか心配になりますね…
ワセリンが炎症に効果的かどうかは、様子を見て追記していきたいと思います。
ベタつきやテカりは気になる
ワセリンを使用するうえで一番困ったのが、1回の使用量です。ワセリンが敬遠される理由が、ベタつきやテカりが酷いからなんですよね。多く付けすぎるとベタつくしテカる。少なすぎると保湿されない。ちょうどいいバランスを見つけるのに苦労しました。
個人的には、「小指の先で掬ったくらい」という曖昧な結論にたどり着きました。使用する場合は、個人で試行錯誤するのが一番安全かと思います。
少しくらい多めに塗ってしまってもティッシュで押さえるようにオフすればある程度のベタつきは回避することが出来ます。少なすぎて保湿が微妙になるくらいなら、少し多めにつけてティッシュオフで調節した方が良さそうです。
ワセリンを大量に塗ったところで保湿効果が上がるわけではないので、極端な塗りすぎには注意しましょう。
まとめ
1ヶ月使ってみて、「ワセリンは使いにくい保湿剤」だと感じました。保湿効果は非常に高いですが、好んで使うものではなさそうです。
ただ、付けすぎなければ肌トラブルが起きることも、異様にベタついたりテカることもありません。量の調整が出来るようになれば最強の保湿剤と言って間違いないと思います。
基本的には部分使いが無難です。お気に入りの保湿剤があるのなら継続して使いつつ、乾燥が気になる目元や口周りだけワセリンを付けるのが賢い使い方かもしれません。
その際は米粒1つ分をのワセリンを指にとって指の腹に伸ばしてから抑えるようにつけるのが良いと思います。